経営支援税理士への道 税キャリ 税理士×キャリアパス

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建設業界から税理士業界へ。30代未経験から異業種に転職した理由とは?

施工管理という建設業界での経験を積んだYさんが、税理士としての新たな道を歩み始めることになった理由、転身の経緯や税理士としてのやりがい、そして今後の目標について話を伺いました。

目次

施工管理から税理士への転身

人のためになる仕事をするには、キャリアチェンジするしかないと思った。

未経験転職時:20代/勤続:5年

Y・S

2018年、東京都台東区上野にある税理士法人スーゴル/スーゴルマネジメント株式会社に入社。

異業種からのキャリアチェンジ。
今後の目標は、税理士資格の取得。夢の実現に向けて頑張りたいと話す。

施工管理から税理士への転身―人のためになる仕事を追求する決断

―異業種からのキャリアチェンジ、大変興味深いですね。なぜ税理士になるという決断をされたのでしょうか?

それは私が人のためになる仕事をしたかったからです。前職では建築工事関係の施工管理業務を行っていましたが、働くなら人の役に立つことがしたいなと思ったのがきっかけでした。

前職の施工管理の仕事では、会社の経営や税務のことまで考える機会はほとんどありませんでした。その中で、もっと直接的に人の役に立てる仕事に関わりたいという思いが強くなり、税理士という職業に興味を持つようになりました。周りの理解もあって前職を退職した後、職業訓練校で簿記の勉強をしつつハローワークなどで転職活動をしていました。

職業訓練校で簿記の勉強をしつつ、ハローワークで転職活動

―全くの異業種からの転職は、大変ではなかったですか?

畑違いの勉強にチャレンジするのは大変でしたが、前職の方が辛かったので大丈夫でしたね。それに、別業界からの転職はスーゴルでは珍しくないんですよ。

―そうなのですね。入社の決め手となったのはどのような点ですか?

入社のきっかけを話す男性

入社の決め手となったのは、面接でお会いして今でも尊敬している代表との出会いです。その方とのお話の中で、中小企業の経営支援を通じて社会のために社会を良くしていくという志をまっすぐに語っていらっしゃいました。それは私自身の「人の役に立ちたい」という思いに重なり、その姿勢にすごく共感しましたし、入社を決めるに至りました。

クライアントの笑顔に勝るものはない

―税理士としてのやりがいはどのような点に感じていますか?

私の担当するお客様の会社が成長していく様子を見ると、自分のサポートが役立っている実感がありますね。例えば、会社の規模が大きくなったり、経営の健全性が向上したりするときに、自分のアドバイスが寄与していることを感じることができます。

また、税務の知識を磨いていく中で、より的確なアドバイスを提供できるようになることもやりがいの一つですね。お客様の成長を支えることで自分も成長できるので、充実感も感じられます。他にも、私たちが中小企業の経営者様に対して提供するサポートを通じて喜んでいただけた時、この業界に飛び込んで良かったなと思います。クライアントの笑顔に勝るものはないですね。

―自分の成長がクライアント企業の成長を支えることができるなんて、すごいやりがいのあるお仕事ですね。この業界に入る前と入った後で、ギャップなどはありましたか?

ブラックな業界だと思っていたのですが、やりたいことができる、ホワイトな環境でした(笑)

―最初から大変な事はなかったのですか?

初めて決算を組むときは大変でした。先輩に聞きながら、力を借りながらやり遂げられました。

―これまでのキャリアも踏まえて、税理士というお仕事を一言で表すと?

税理士の男性

自分の価値も高められる仕事

経営者のよきパートナーになり、自分の価値も高めることができる仕事だと思います。

―やりたい事を実現できているように思いますが、これからはどのようなことを目指していますか?

お客様の経営に寄り添ったサポートを提供することには変わりはないですね。それに加えて、税理士の資格を取得することでより幅広いサービスを提供できるようになりたいと思っています。お客様のビジネスを成功させるためには、多角的な視点でのサポートが必要です。そのためには、税務分野だけでなく、経営戦略や財務管理などにも精通していく必要があると思っているので、このような目標を持ちながら、日々業務に取り組んでいます。

―最後に、転職を考えている方にアドバイスをいただけますか?

施工管理から税理士への転身した男性

もし人のためになる仕事に興味があるのであれば、躊躇せずにチャレンジしてみてください。新しい道に進むことは大変かもしれませんが、自分の思いを追求することでやりがいを感じることができるはずです。また、経験や知識が異なる業界から転職することで、新たな視点やアイデアを持ち込むこともできます。自分自身の成長と共に、人や会社にも貢献できる素晴らしい仕事だと感じます。

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税理士・公認会計士・資格勉強中の方に聞きました!

経営支援税理士を目指したきっかけとは?

税理士、公認会計士と一言でくくっても、その働き方は実にさまざま。税務の第一線で活躍する税理士、元公認会計士、税理士の資格取得に向けて励んでいる方に、転職のきっかけをはじめ、経営支援税理士という職業のやりがいについて語って頂きました。

監修|税理士法人スーゴル

100人100通りの働き方ができる
組織を目指しています。
下地 麻大氏
監修
税理士法人スーゴル
スーゴルマネジメント株式会社
取締役
下地 麻大

未経験者から税務監査経験者まで、
その人に合わせた働き方を実現できる環境

スーゴルが提供しているサービスは、経営の中枢を担う重要な支援。「企業経営に関わるすべてのこと、企業成長のご支援」が我々の仕事です。これまでに培った会計・税務を経営支援に活かし、中小企業の経営支援に特化した税理士法人として、お客様に真剣に向き合い、その成長に責任をもって取り組んでいます。

スーゴルで最初に求職者の方に伝えることは一つで、「中小企業の経営者、そしてそこで働く社員さんの幸せをひたすらに願い、実現する覚悟がありますか?」ということです。誰でも最初はみんな初心者です。必要なことは「中小企業の支援・発展をさせたい!」という想いだけです。

楽でも、簡単でもないけれど、自分の目指す理想に届いたと感じたとき、お客様から感謝の言葉をもらったとき、最高に楽しい仕事だと感じることができるはずです。もちろん、そのために日々勉強を重ね、常に自分自身が成長し続けることは欠かせませんが、自分の成長がそのままお客様の企業のご支援になつがる。若い頃から企業のトップと対等に話をし、ご支援ができる。という経験は他の仕事ではなかなかできないと思います。ぜひ、こんな最高に楽しい瞬間を味わえる、経営支援をする税理士という職業に魅力を感じてくれた方と一緒に働きたいですね。

税キャリ|中小企業の経営を支援する「経営支援税理士」になる道のりとは?

税理士としてより幅広い業務に携わりたい、中小企業の経営支援コンサルティングに関わる業務がしたい、もっとやりがいのある仕事がしたい、コンサルができる税理士としてのキャリアを築きたい……そんな方のために、当メディアを立ち上げました。
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