当メディア、税キャリ編集チームが、医療事務から、税理士業界へ転職したきっかけ、異業種へのキャリアチェンジは大変ではなかったのか、現在税理士法人で活躍しているWさんにいろいろとお話をお伺いしました。
医療事務から税理士業界へ転職
地域復興への思いが、税理士として働くきっかけに
税理士の資格取得に向けて勉強中 / 勤続:8年
W・S氏
2016年、東京都台東区上野にある税理士法人スーゴル/スーゴルマネジメント株式会社に入社。
医療事務から、未経験で会計業界へ。
経営支援税理士というお仕事を一言で表すと「自分次第」と話す。
前職は、人材派遣会社に在籍し、病院の医療事務の経理を担当していました。新卒から入社して1年半くらい勤めていました。
もともと大学時代に、企業会計について勉強していました。財務諸表の作成や解釈、会計基準や法制度、企業の財務分析など、会計の基礎的な知識や手法について学んでいましたね。
私は東北出身で、大学時代に東北の震災を経験したのですが、この経験は私の人生に大きな影響を与えましたね。この震災で、地域の中小企業が大きな影響を受けたことを目の当たりにして…。ただ、この時に、税理士さんたちが中小企業の支援やアドバイスを通じて地域経済の再建に向けて奮闘・活躍している姿を見て、税理士という職業に興味を持ちました。
震災を経験して、中小企業が地域経済の中心であることや、会計の重要性を実感しましたし、中小企業が健全な経営を行い、地域の復興に貢献するためには、専門的な支援が必要だと感じました。 その時に「会計業界でのキャリアを志そう!」って決めました。ただ、今の病院の会計業務をしていても、このままでは中小企業の経営に携われるお仕事をするのは難しそうだなと思い、転職活動を開始しました。
税理士の資格は持っていなかったですね。ただ、偶然にも転職サイトでみたスーゴルの求人情報(当時:すばる会計事務所)が、私のやりたい仕事内容と一致していて、「これだ!」って思いました。
いや、知らなかったです(笑)
転職サイトで、中小企業の支援および経理会計の求人を見つけ、知識ゼロの状態で応募しました(笑)
スーゴル自体に魅力を感じたため、同業他社との比較はしなかったですね。面接は代表がしてくれたのですが、話を聞いていてスーゴルでの仕事は魅力的で、会社の雰囲気も風通しも良さそうだなと感じました。
今までは病院に勤務していたため、新しい経験や変化は少なく同じ環境やチームで業務を行っていました。でも、税理士の仕事はお客様を訪問したり、常に異なる企業や個人と接する機会があったり、毎日が刺激的であり楽しそうに感じました。
スーゴルで働きだして9年目なので、いろいろとありますが、2つに絞ると…「自分の座学が実学になった」「会社の規模が大きくなり、雇用を生み出せるようになった」時ですかね。
日々の自身の学びが直接お客様のお役にたったなって感じられるときは、嬉しいですし、ご支援をしていくうちに、会社の規模が大きくなり、親族以外の採用ができる会社規模になったときも感慨深いものがあります。この職業だからこそ、味わえる感情だと思いますね。
だいたい、30社ほど担当していて多いときで40社くらいの時もあります。担当する企業様は3年くらいの周期でかわるのですが、5年、6年担当している企業様もあります。このサイクルはケースバイケースで変わりますね。
自分次第です。
自分の動き次第で、自分の人生もお客様の人生も変わります。戒めもこめていいます(笑)
税理士としての役割は、幅広い業種や規模の会社に対応する知識を求められますので、常に自身のアップデートは欠かせないですね。
税務や会計の専門知識だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力、経済や法律の知識など、幅広いスキルが必要になりますから。
私の今後の目標は、事業承継やM&Aに携わることですね。今の仕事の延長で、担当している企業様の規模を大きくするお手伝いをしていきたいなって思いますし、中小企業の成長や継続を支えたいと思っています。その為には、事業の承継や企業の合併・買収に関わる業務もできるようになりたいですね。
税理士という職業は、中小企業の支援だけでなく、地域や社会にも貢献できる素晴らしい道だと思います。私自身、東北の震災を経験し、地域の復興に関わりたいという思いが税理士を目指すきっかけになりました。
人生は一度きりです。
自分自身が心からやりたいと思える選択をしてください。自己成長や学びを重ねながら、挑戦を続けることで見えてくる世界があると思います。
未経験者から税務監査経験者まで、
その人に合わせた働き方を実現できる環境
スーゴルが提供しているサービスは、経営の中枢を担う重要な支援。「企業経営に関わるすべてのこと、企業成長のご支援」が我々の仕事です。これまでに培った会計・税務を経営支援に活かし、中小企業の経営支援に特化した税理士法人として、お客様に真剣に向き合い、その成長に責任をもって取り組んでいます。
スーゴルで最初に求職者の方に伝えることは一つで、「中小企業の経営者、そしてそこで働く社員さんの幸せをひたすらに願い、実現する覚悟がありますか?」ということです。誰でも最初はみんな初心者です。必要なことは「中小企業の支援・発展をさせたい!」という想いだけです。
楽でも、簡単でもないけれど、自分の目指す理想に届いたと感じたとき、お客様から感謝の言葉をもらったとき、最高に楽しい仕事だと感じることができるはずです。もちろん、そのために日々勉強を重ね、常に自分自身が成長し続けることは欠かせませんが、自分の成長がそのままお客様の企業のご支援になつがる。若い頃から企業のトップと対等に話をし、ご支援ができる。という経験は他の仕事ではなかなかできないと思います。ぜひ、こんな最高に楽しい瞬間を味わえる、経営支援をする税理士という職業に魅力を感じてくれた方と一緒に働きたいですね。
税理士・公認会計士・資格勉強中の方に聞きました!
経営支援税理士を目指したきっかけとは?
税理士、公認会計士と一言でくくっても、その働き方は実にさまざま。税務の第一線で活躍する税理士、元公認会計士、税理士の資格取得に向けて励んでいる方に、転職のきっかけをはじめ、経営支援税理士という職業のやりがいについて語って頂きました。
税キャリ|中小企業の経営を支援する「経営支援税理士」になる道のりとは?
税理士としてより幅広い業務に携わりたい、中小企業の経営支援コンサルティングに関わる業務がしたい、もっとやりがいのある仕事がしたい、コンサルができる税理士としてのキャリアを築きたい……そんな方のために、当メディアを立ち上げました。
「人の役に立ちたい」「中小企業の経営者の片腕として仕事をしたい」「自分自身のキャリアアップを図りたい」という思いを持った税理士、公認会計士、未来の税理士に向けて、経営支援をする税理士になるための方法や仕事の魅力、やりがいについて紹介しています。