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転職を有利に進めたい。監査法人を辞めるタイミングとは?

ここでは、監査法人からの転職を考えている公認会計士の方に向けて、辞めるタイミングや退職前にやるべき事前準備などを解説しています。また、最後におすすめの転職先も紹介しているのでぜひ併せてチェックしてください。

目次

監査法人を辞めたい場合、どのようなタイミングで辞めるのか良いのでしょうか?以下に、おすすめのタイミングをいくつか挙げました。

監査法人を退職するタイミング

修了考査後

修了考査の後は、辞める公認会計士が多いタイミングのひとつです。

公認会計士登録をするには、試験に受かった後、監査法人で実務を2年経験し、実務補習で単位を取って修了考査をクリアしなければなりません。この修了考査をクリアすると晴れて公認会計士となりキャリアを作っていけるため、このタイミングで転職する人が多いのです。

まだ20代のケースも少なくはありませんが、「若くて自由がきく今のうちに」という考えで転職を決心する人も多いのでしょう。

インチャージの経験後

インチャージ(主査)を経験した後も、転職を検討するタイミングのひとつです。なぜなら、中間管理職レベルのマネジメント能力が身に付いているからです。

監査法人に入って5年~8年ほど経過した時期にあたることが多く、知識も監査経験も十分と言えます。年齢も30代であることが多いため、転職市場価値の高さという点でも有利です。

また、インチャージの経験後は自分的にも達成感、やりきった感があるため、より前向きな気持ちで転職に望めるでしょう。

IPOの経験後

転職市場における価値がアップするIPOの経験後も、辞めるのに適したタイミングと言えます。FASや税理士法人、ベンチャー企業などへの転職においてとくに評価が上がるでしょう。

IPOの経験はそう簡単に積めるものではありませんが、なるべく早く転職したいというわけではないのなら、ひとつのタイミングとして意識しておくのがおすすめです。

1年のなかで時期を考えるなら6月

業務上の立場や経験という側面ではなく、1年のなかで辞めるのに良いタイミングを考えるなら、6月がおすすめです。なぜなら、繁忙時期を過ぎ、BIG4監査法人の決算月を迎えるにあたり引き継ぎなどもスムーズに進めやすいタイミングだからです。

なるべく迷惑をかけず、円満に辞めたいという場合は、ぜひ6月の退職を検討しましょう。

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監査法人を退職する前にやるべき事前準備

監査法人を辞めることを考えている方の多くは、「なるべく早く転職先を決めて退職したい」と思っていることでしょう。

しかし、今の状況から抜け出すことにばかり頭を持っていかれ、焦って転職活動をしても、あまり良い結果は望めません。後悔しない転職を実現するためにも、以下に挙げる3つの事前準備を済ませておくようにしましょう。

自分のスキル・経験を明確にする

監査法人を辞めたいと考えたら、まずは今の自分が持っているスキルや経験を整理し、明確化しましょう。「今の自分には何ができる?」「これまでの経験を何に生かせる?」といったことを客観的に改めて把握することで、より転職活動がしやすくなります。

なお、この際に注意すべきは、ただ単に監査法人での勤務歴(在籍年数)を考えるだけでは十分ではないということです。転職市場において、公認会計士が監査法人に勤めているという事実は当然のことであって、監査法人での経験年数は監査法人以外の転職先に対してはそこまで重要なアピールポイントとなりません。

そのため、スキルや経験をできるかぎり細分化して具体的に整理・明確化することが大切です。

今後のキャリアプランをしっかり定める

「今の自分には何ができる?」「これまでの経験を何に生かせる?」という視点も重要ですが、それと同じくらい重要なのが「これからどう活躍していきたい?」というキャリアプランの明確化です。

自分がこれからどのように活躍していきたいかはっきりしないまま何となく転職活動をしても、納得のいく結果にはつながらないでしょう。現状の分析・整理にくわえて将来の展望もしっかりと定め、それに沿った転職活動を行うことをおすすめします。

辞めるタイミングを見極める

監査法人を辞めるなら、その時期を慎重に見極めることも大切です。焦って中途半端なタイミングで転職活動をしても、自分にとってあまりメリットはありません。

上で解説したおすすめのタイミングを参考にしながら、より良い時期に退職しましょう。

監査法人を辞めたい公認会計士におすすめの転職先もチェック!

ここまで監査法人を辞めるタイミングや辞める前の事前準備について解説してきましたが、辞めた後にしっかり活躍できる転職先としてはどのようなところがあるのでしょうか?以下に、おすすめの転職先を一覧にしました。

各転職先について仕事内容やメリット・デメリットなどをくわしく解説しているので、ぜひ「監査法人を辞めたい!公認会計士からのキャリアチャレンジとは?」のページもチェックしてみてください。

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