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公認会計士と税理士はどっちが良い?仕事内容から年収までとことん比較

ここでは、「公認会計士」と「税理士」の違いについて解説しています。「どちらの資格のほうが取得が難しいのか?」「仕事内容や働き方にはどのような違いがあるのか?」「クライアントにも違いがあるのか?」など、それぞれくわしく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

公認会計士と税理士の違い

公認会計士と税理士の違いについて、「どっちが難しい?」「仕事内容はどう違う?」「クライアントの違いは?」「どっちが稼げる?」という4つのポイントに分けて解説していきます。

公認会計士と税理士はどっちが難しい?

試験の性質も制度も異なるため、比較するのは難しい

税理士の資格、公認会計士の資格は、どちらも会計関連の資格のなかで最高峰です。難易度は非常に高く、何年かかけて取得するのが一般的です。

どちらのほうが難易度が高いかというのは、比較するのがなかなか難しいところ。なぜなら、試験の性質も制度も異なるからです。

試験に向けた勉強時間は、どちらの資格も、少なくとも2,000時間以上は必要と言われています。どちらもライバル受験者との競争試験となるので、勉強時間は多くとれればとれるほど有利と言えるしょう。

なお、税理士試験に関しては、受験科目の選び方によっても大きく変わってきます。

勉強スタートから合格するまでの期間の違いは?

公認会計士試験では、「1.5~2年(仕事をしながらの場合+0.5~1年)」の勉強期間を設定するケースが多いです。複数の科目を並行しながら勉強していくため、1日の勉強時間も5時間前後は必要となるでしょう。

一方の税理士試験は、科目を選択して受験することができるため、勉強時間もそれぞれの状況により変わってきます。集中して受験勉強に取り組むケースでは「2~3年前後」、仕事をしながら取り組む場合は「3~5年前後」を設定することが多いです。

仕事内容・働き方の違いはある?

公認会計士と税理士の違いは、「独占業務」

公認会計士は「公認会計士法」によって、税理士は「税理士法」によって、それぞれの独占業務が定められています。

公認会計士の独占業務は、財務諸表監査です。企業の作成した財務諸表の内容に間違いがないかを、第三者としての立場でチェックします。

一方で、税理士の独占業務は、税務業務です。財務諸表の内容をベースに、税金を申告する際の書類作成を代行したり、節税のための対策など税金関連のアドバイスをしたりします。

つまり、どちらも会計の専門家であることでは同じなのですが、そのなかでも専門分野が異なり、

なのです。

顧客・クライアントの違いはある?

メインとなるクライアントも、公認会計士と税理士とでは異なる

なぜなら、財務諸表監査が義務付けられているのは、上場している会社や大きな規模の会社だけだからです。小規模会社や個人経営の商店などには義務付けられていないため、クライアントになることは基本的にありません。

なぜなら、税金は企業規模の大きさに関係なく申告義務があり、個人にも相続税や所得税といった税金があるからです。そのため、クライアントのターゲットとなる層は、税理士のほうが断然広いことになります。

どっちが稼げる?給料や年収の違いはある?

公認会計士と税理士の給料・年収については、在籍している組織の規模や具体的な業務内容、経験やスキル、また地域によっても差があるため、一概に比べられません。強いて言うなら、安定性に重きを置くならば公認会計士、独立開業して稼ぎたいならば税理士、といった印象です。

ただ、独立して頑張る公認会計士もいれば組織のなかで安定的に勤務する税理士もいるほか、いずれの資格保有者もキャリアパスが幅広いです。そのため、やはり一概に比較するのは難しく、自分の働き方次第と言えるでしょう。どちらも、自身のキャリアを自由に描きやすい資格と言えます。

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自身のキャリアを自由に描きやすい専門家

公認会計士と税理士はいずれも会計の専門家であるものの、「財務諸表監査」「税務」とそれぞれ独占業務が異なることがわかったと思います。また、資格試験の難易度や収入面については一概に比較するのが難しいこともわかりました。

上で触れたとおり、どちらの資格も自身のキャリアを自由に描きやすい資格なので、今の働き方に不満や疑問がある場合は、今後どのように活躍していきたいかキャリアプランをしっかり練ったうえで理想のキャリアを実現していきましょう。

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